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2015年08月18日

イワナ釣行初日 オロロ編

イワナ釣行へ。

7月31日のブルームーンの夜出発。

満月だからイワナにも何か影響があるかもと期待します。

ディアヘア・オロロディアヘア・オロロ




この渓流はスタート地点まで車を停めてから、1時間半ぐらい歩きます。

入渓ポイントは一か所のみと思われ、伸びきった草がきれいに並び、しばし人が入った形跡がないです。

広葉樹


オロロの大量発生の時期、さっそく大群に囲まれます。急いで、用意してきた防虫ネットをかぶります。

オロロオロロ


オロロという響きはかわいらしいですが、小型のアブで大群になり積極的に人間を攻撃します。一般的な大型のアブもよりも攻撃的です。

標準名がイヨシロオビアブで、メジロアブとも呼ばれてます。

オロロは、釣りの先輩から教えてもらった地方名で、響きも好きなのでそう呼んでいます。

今回は不覚にもオロロに、軽めですが3カ所刺されました。長袖シャツとグローブの隙間から手首に2か所、シャツの上から腕1箇所。

刺されると、不快なかゆみが1~2週間続きます。



当日は予報通りの猛暑日。バックパックに昼食用のクッカーとバーナー詰め込まず、コンビニのパンとおにぎりにして軽量化。その代わりにスポーツドリンク等を多めに持っていきます。

万が一に備えて、簡易的な浄水器も携帯。

オロロクモの巣にかかったオロロ


8寸程度と悪くない型のイワナが結構釣れますが、暑すぎるので喜びが少ないのか、カメラはバックパックにしまったまま。

ドライフライはほぼ口に浅くフックするものですが、当日#14~12のフライはほぼんど口の奥にかかっていました。

かなりイワナの活性が良かったと思います。満月の影響は少しはあるのかも。

とにかく暑くて頭がボーってする気がします。日陰に避難しながら釣りをしてました。

ディアヘア・オロロディアヘア・オロロ


日陰の良さげな場所で、フライをディアヘア・オロロに交換。

このオロロフライでしばし入れ食い状態になります。

イワナ


#8フックの大きなフライを連続的に食ってくれ不思議な感じになりましたが、結局、5匹程度で入れ食いはストップ。

イワナ


逆光でフライを見失いますが、ラインが張ったことでアタリに気づき、その後アワセても釣れる状態でした。

そのぐらいイワナの活性は良かったです。

イワナが、このフライをオロロと思って捕食しているかは疑問ですが、とにかくよく釣れました。

イワナ


脱渓間際のポイントで当日で一番大きいと思われる9寸程度のイワナが釣れました。

前回もよく釣れたポイントなのでまだ別の大きいイワナが釣れるという皮算用、脱渓を早くしないというアセリ、そしてオロロに囲まれていたことなどあり写真撮影をしなかったです。

結局そのポイントで釣れたのは、一回り小さなイワナだけ。

今となってみれば、写真ぐらい撮っておけば良かったと…(笑)。



夕方納竿後、今回も差し入れを持って先輩にあいさつをしに行ってきました。

もうあたりは真っ暗になってました。

道の駅で車中泊。

UCOのキャンドルランプを、三脚を取り出し撮影してみました。

光芒でゴーストが発生していますが、これはこれでありだと思いました。

UCO
UCO


標高は結構あるので、真夏でも夜は涼しく熟睡できますが、当日は熱帯夜。

蚊がいるし、ドアにまるごとかぶせる虫よけネットは一枚しか持っておらず、窓全開にできるのはドア一枚分だけ、寝苦しい夜に。

翌日の「フタスジモンカゲロウ編」に続く。


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Posted by ボ・ロバン at 22:00 │イワナ
この記事へのコメント
ご無沙汰しております。

オロロフライの入れ食い!楽しそうですね^^。
でもそれだけオロロがいっぱいいるってことですよねぇ。
まだ刺されたことはありませんが、大群で襲ってくる様は
ヤマビルの次に恐ろしいです。

釣行でブユには気づかないうち両足を十数か所刺された
ことがりますが、1週間痒かったです^^;。
その近辺の出身者に聞いたら、子供のころから刺されている
ので免疫ができて今では蚊に刺されるのと変わらないと言って
いました。オロロにもそういうことってあるんでしょうか?
Posted by farwater at 2015年08月19日 10:05
farwaterさん

こんばんは。ご無沙汰しております。

今回は、平均100匹ぐらいのオロロのグループに追われました。
ピークにはもっと多くのオロロが発生すると思います。

ヤマビルは気づかないうちに噛まれるし、オロロよりも痛かゆくなり、治りも遅かったです。

私も今回、釣行後短パンでいたら知らないうちにブユに脚をやられました。ブユは皮膚が赤くなり、熱を持つような感じになります。

オロロにもそういうこともあるかもしれません…。最近、毎年1回は噛まれているので、痒みは少なくなったかも…、気のせいかもしれませんけど。
Posted by ボ・ロバンボ・ロバン at 2015年08月19日 21:49
おはようございます。ボ・ロバンさん。

この時期のオロロは・・・・(><)
車止めるとあっ!という間に数百匹アタックしてきますから。

それでも防虫ネットで釣りをする心意気に感服いたしました。
友人曰く、なんでも高高度へいくとオロロの生息限界を超えるとか。 

良いイワナに良い夏の釣り。  ええ感じですね^^
Posted by mitomito at 2015年08月20日 08:55
こんにちは!自分も先日東北の山奥でアブの集団に襲われました(>_<)
痒くて堪らなかったです。
最初グルグル旋回して次第に顔や腕に止まりガリガリ噛みついてきました!笑
しかし奴等は何のために噛むんでしょうか?
縄張り等ですか?
Posted by billy-the-kid at 2015年08月20日 12:48
mitoさん

こんばんは。

停車中にも、オロロは激しくボディーにも体当たりしてきますね。

毎年、オロロシーズンになると防虫ネットを持っていきます。
防虫ネットを被ると、視界が暗くなりフライを見失うことが多々あります。

私も、標高が一定より高くなるとオロロがいなくなる話は聞いたことあります。

オロロは確かに不愉快な存在ですが、毎年恒例のイベントのような感じで楽しんで?参加しています(笑)。
Posted by ボ・ロバンボ・ロバン at 2015年08月20日 20:47
billy-the-kidさん

こんばんは!

オロロも、billy-the-kidさんのおっしゃるようまさに同じ行動をします。

東北でも大量発生するようなので同じオロロだと思われます。
ある程度標高があり、場所によって差があると思いますが、梅雨明けから8月終わりぐらいに発生します。

アブは皮膚を切り裂いて吸血します。吸血するのはメスのみで産卵に備えてのようです。
Posted by ボ・ロバンボ・ロバン at 2015年08月20日 21:17

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