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2011年07月21日

ビワマスの位置づけ 追加事項

ご訪問ありがとうございます。


昨日のビワマスの位置づけの記事に対して補足します。

「川と湖の回遊魚ビワマスの謎を探る」藤岡康弘著 P.174複写
「川と湖の回遊魚ビワマスの謎を探る」藤岡康弘著 P.174複写





昨日の記事でビワマスの位置づけについて

同書のP.174の複写の図のように、
(DNAの研究結果から、)ビワマス、サクラマスおよびアマゴは3種に共通する祖先から最初にビワマスが分かれ、その後かなりの時間がたってからサクラマスとアマゴが分岐したとしているのである。
藤岡康弘著「川と湖の回遊魚ビワマスの謎を探る」より引用
と言及されているのことを書きました。


しかし、ビワマス-Wikipedia アマゴとの違いによると
遺伝子解析の結果ではサクラマスよりはサツキマスに近く、サクラマスとサツキマスの分化以降にビワマスとサツキマス(アマゴ)は分化している。
と同書とは異なったことが言及されてることを知りました。

後者のWikipediaの記述は脚注で論文明記があり、これを根拠にしたものと思われます。



う~ん。どちらが正しいんでしょうか…。

個人的には、ビワマスの存在が謎めいているので、前者であって欲しいと思っています。

誤解を招くことの無いように、私の知る範囲で追加事項として記事にしました。


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この記事へのコメント
こんばんは♪

何か、深いですねえ~
ミステリアスです。
私も調べたくなりました!
Posted by TroutistTroutist at 2011年07月21日 20:44
Troutistさん

こんばんは。

大昔の話ですから、すぐに答えは出てこないかもしれませんが…。

生態については産業に関わっているため、かなりクリアになっていると思われます。
Posted by ボ・ロバンボ・ロバン at 2011年07月21日 21:28
ビワコオオナマズがナマズより先に琵琶湖に居たように、ビワマスもサツキマスより先に居た固有種であって欲しいもんです!
Posted by スネ at 2011年07月22日 18:20
スネさん

ビワコオオナマズはより謎めいたな魚です。
どうして琵琶湖水系だけにあんな巨大なナマズが分布しているのか…。
産業に関わっていないためあまり研究はされていないように感じます。
Posted by ボ・ロバンボ・ロバン at 2011年07月22日 22:50

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ビワマスの位置づけ 追加事項