オヤニラミ釣れた!【ニンフにミミズつけて】

ボ・ロバン

2013年06月06日 22:00



久しぶりにオヤニラミを狙いに。



★フラッシュの影響で、目が赤くなっています。


オヤニラミは小型で大きくなっても13cm程度、肉食性の日本淡水魚です。

小さいですが、かっこいい魚だと思います。


3年前もオヤニラミを狙いました。

数水系をルアーやワームで探りましたが、釣れる気配はありませんでした。

当時、姿を唯一見たのは、友人が知っているオヤニラミがいる小川で、ネットですくった個体のみです。



★2010年にネットですくったオヤニラミ


その後、別水系で2回オヤニラミを探しましたが、姿すらみることができませんでした。

しかし結果的に、その行程で今回のオヤニラミの生息域に近づいていたのも確かでした。

その後、オヤニラミを狙うことは中断して今日に至っていました。


そして時は流れ…。

2週間ほど前、

Megaceryleさんのブログ・『東洋式疑似餌釣研究所』「フライdeオヤニラミ!!」の記事を
目にしました。

オヤニラミをフライで…。衝撃が走りました。

この記事に触発されて、再度オヤニラミに挑戦してみることにしました。

オヤニラミの習性や生息しそうな場所はなんとなく把握してますが、

今回の場所で、釣りとして十分な固体数や十分な大きさの固体がいるかわかりません。

とにかく今回はフライでチャレンジしてみることにしました。(結果的にフライフィッシングではなくなってますが…。)


早朝からスタート、他の魚種は確認できますが、オヤニラミの姿を確認できません。

しかし一度のみ一瞬、真っ黒な頭部に白い線が入った魚が見えました。

私の姿に気づいて逃げたのか、捕食しようとしていたのかわかりませんが、

それはまさに写真でみたオヤニラミそのものでした。

しかしその魚は障害物に身を潜め、二度と姿を見せませんでした。


その後、かなり探し歩きましたが、オヤニラミの姿を全く見ることはなかったです。

とりあえずオヤニラミらしき姿を確認した場所までもどります。

そこで身を潜め、じっと観察することに…。

しかし姿を現しません。

「やはりさっきのオヤニラミだと思った固体は違う魚かな?」と少しあきらめモードに…。

そこでしばしフライで他の魚と戯れていると、

突然障害物からオヤニラミが姿を見せました。


★携帯電話でご覧の方は、こちらから動画をどうぞ。http://youtu.be/NYyOpZ96_Wk


やっとオヤニラミがいることに確信を持ちました。

フライをいろいろ交換して狙います。

目の前に落としてもまったく無視されるフライ、かなり反応するフライ。

オヤニラミの反応も様々です。

フライをずっと凝視する固体、

フライに反応した他の魚種を攻撃し始める個体、

確認した固体は目測で、3cm~10cmぐらいです。

小型のオヤニラミは何回もフライにアタックします。

中型は2、3回程度反応、大型の固体は一度のみ二度と姿を現しません。

フライはついばむ程度で、フックポイントにはいたりません。

大型の固体は急に飛び出しフライを口に入れますが、ほんの一瞬でアワセが間に合いません。


他のポイントも同様に観察して探ってみると、

個体数は決して多いとは思いませんが、オヤニラミはそれなりにいることがわかりました。

ドライフライを沈めたり、持ち合わせのフライをいろいろ交換。

しかし結果は同じでフッキングできません。

原因はなんとなくわかっています。

目で見えている固体はオヤニラミで間違いないと思いますが、

やはり性として釣って直接、姿をみたいです。


そこでエサで釣ってみようと思いました。

早朝大型のカワゲラを見ているので、石の下の川虫を探しますがほん小さなのニンフのみ。

草に毛虫もいますが大きすぎます、石の下にやっとミミズがいました。しかもちょうどいい大きさ。

それをニンフに付け、オヤニラミがいたポイントへ。

予想通り、警戒心なくパクパク食べます。

そして今までの苦労が笑えるほど簡単にフッキング。

やっと念願のオヤニラミを釣ることができました。


★ケースは、100円ショップSeria(セリア)のシュガーケース(砂糖入れ)の蓋に穴を開けたものです。


とりあえず当日は姿を見れたし大満足です。

それに加え今回どのようなフライに反応がよく、なぜフッキングしないかある程度わかったのが大収穫です。

日が明るくまだ釣りはできますが、大きな収穫があったので一匹で十分です。

次回は新たにフライをタイングして、ミミズなしでチャレンジします。


オヤニラミは体色が気分によって変化する魚です。

アカメは捕食時など興奮すると、成魚になったらなくなる稚魚のときあった縦縞が浮かび上がります。(ある程度の大きさの固体まで。)

アカメの稚魚とは見た目だけでなく、こんな特徴までも似ていると思います。

アオリイカも同様に捕食時に興奮して真っ黒になる時がありますね。

障害物に隠れてリラックスしている時は、通常のオヤニラミの体色ですが、

観ていた限り、オヤニラミも捕食の際、体色が真っ黒になります。

今回の釣行で、そんなオヤニラミの習性をよく観察することができました。

推測ですが、魚よりも他のものが好きなのかな?と思いました。

久しぶりの長文になってしまいました(笑)。ちなみに今回釣ったオヤニラミは6cmぐらいでした。


Megaceryleさん、ありがとうございました。

Megaceryleさんのブログ『東洋式疑似餌釣研究所』http://4551433.blog37.fc2.com



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